僕はstand.fmとポッドキャストで音声配信をしている。
その音声配信のクオリティを上げたくて今回新しいマイクを導入した。
その名もBlue yeti!
ゲーム実況者やポッドキャスターには有名なマイクで既にネット上にレビューはたくさん転がっている。
しかし音声配信の素人の目線、ガジェットオタク目線でのレビューは価値があると思い今回レビューをアップする。
既にyetiを使って3回程収録しているのでそれなりに使っている。
Blue yetiを使って音声配信の素人が音質を上げられたのか?
興味がある方は是非最後まで読んでもらえると嬉しい。
Blue yetiとは
Logicoolが所有するアメリカのオーディオ制作会社Blue Microphonesが発売している高品質USBマイクだ。
ゲーム実況の配信者やポッドキャスターの評価が高く、多くの人に使われている。
Blue yetiを選んだ背景
stand.fmが外部音源の取り込みに対応した
僕が音声配信をやっているstand.fmはスマホアプリからしか収録できない仕様だった。
そのため基本的にはPCに接続して使うタイプのマイクを使用することができなかった。
しかしこの度stand.fmが外部音源取り込みに対応したのだ。
これで本格的なマイクを使って収録することができる!
Twitterのフォロワーさんの紹介
何か良いマイクがないかツイッターで紹介してほしいと呟いたらフォロワーさんからBlueのyetiをオススメされた。
ちなみにフォロワーさん曰く、都内の録音スタジオでも使っているところがあるとのこと。
これは熱い情報!
尊敬する配信者が使っている
僕がいつもstand.fmで聴いているのはエージェントゆきさん(@VoiceC_Tokyo)の配信。
そのゆきさんが収録にはBlueのyetiを使っているとのこと!
丁度オススメされて気になっていたところにトドメの一撃。
もう買うしかないでしょ。
気が付いたらAmazonでポチっていた…
Blue yetiを実際に使って感じた良いところ
音質がとても良い
上を見たらキリがないが、歌録りやナレーションの用途でもなければ十分な高音質に感じる。
声を高音質で録音できるとその後にほとんど編集をしなくても非常に聞きやすい音になる。
僕のような音声配信初心者にとって編集の手間を少しでも減らせるのなら大助かりだ。
USBで直接PCに接続することができる(オーディオインターフェース不要)
最近はUSBマイクが増えているが、やはり高性能なマイクを選ぼうとなるとオーディオインターフェースが必要なマイクが多い。
マイクの他にオーディオインターフェースも用意しようと思うと余分にお金がかかるし、PCとの接続も煩雑になり色々面倒。
その点このyetiは高性能な部類に入るマイクなのにUSBでPCに直接接続することができる。
気軽に使えるのでとても嬉しい。
マイクにイヤホンを挿すだけでモニタリングができる
yetiにはイヤホンジャックがある。

そこにイヤホンを挿せば自分が喋っている声がどのようにPCに入力されているかモニタリングできるのだ。
配信者にとってモニタリングはとてもありがたい機能。
マイクでモニタリングができてしまうyetiは素晴らしい。
ゲインがマイクのツマミで調整できる
yetiにはゲインのツマミがある。

そこでマイクの入力レベルを調整することができる。
前述のモニタリングしながらちょうど良いレベルに調整できるのでとても便利だ。
ちなみにミュートスイッチもあるので、急に咳き込んだりくしゃみをする際に咄嗟にスイッチを押せばPCに入力されずに済む。
こういうところも安心設計だ。
マイクの指向性を切り替えることができる
- 単一指向性モード
- ステレオモード
- 無指向性モード
- 双指向性モード
の4つのモードをツマミで切り替えることができる。

使用用途に応じて切り替えれば様々な場面で使用することができる。
僕の場合はポッドキャストの収録用途なので単一指向性モードを専ら使う。
デザイン的に使っていて気分が上がる
やっぱこれでしょ!

yetiのデザインはとても独特。
ひとことで言うとブサかわいい。
とても愛着が湧く。
そして使っているだけでテンションが上がるマイクだ。
実は一番大切なことではないだろうか。
愛着が湧いて、テンションが上がるマイクを使いたい一心でコンテンツ作りに励むことができる。
Blue yetiのココがダメ!
周囲の音を拾いすぎる
高音質なコンデンサマイクの宿命だが、周囲の音をよく拾ってしまう。
yetiもそうだ。
収録の際にはかなり気を遣わなければならない。
エアコンは切り、窓も閉め切って収録するのが常だ。
マイクの設置場所にも気を配らなければ自分のリップノイズもよく拾ってしまう。
なかなか扱いにくいマイクだが、それを補って余りある音質の良さと、愛着の湧くデザインのおかげでなんとかカバーすることができる。
とにかくyetiを使うのにはそれなりの覚悟が必要だ。
バカでかくて重い
事前情報があったので覚悟していたが、実際にその目で見ると想像以上の大きさにビックリしてしまった。
背の高さは1.5lのペットボトル並!
目の前に聳り立つバカでかいマイクに戦慄を覚える。
そして重い。
重さは約1.5kgもある。
重いのはマイクの安定性に関わるので悪いことだけではないが、持ち運びという面では圧倒的に不利だ。
家で固定で使うのが良いだろう。
サンプリングレートが48kHzで固定
仕事で使う場合サンプリングレートを指定されることがある。
しかしyetiは48kHz固定のため変更できない。
そのような仕事で使用するには厳しいマイクだろう。
ほとんどの人がそんな仕事に関わらないので問題ないはずだ。
問題ある人は別途別のマイクも用意する必要がある。
結局音質は向上したの?
さて肝心なのはここ。
yetiを買ってポッドキャスト収録をして結局音質が改善したのか?
結論は間違いなく改善した。
stand.fmの場合アップロードをすると少し音質が落ちるが、それを加味しても音質は向上している。
これだけで十分買って良かった。
しかし課題もある。
明らかにスペックを引き出せていないと感じるのだ。
これはyetiのセッティングだったり、PC、マイク、自分の位置関係、収録している部屋の環境、編集など様々な理由があると思われる。
もう少し試行錯誤して少しでもyetiの高い性能を引き出したい。
まとめ:手軽に音質を向上させたいゲーム実況者、ポッドキャスターにオススメ!
手っ取り早くゲーム実況やポッドキャストの音質を向上させたければこれを買っておけば間違いない!
そう断言できる素晴らしいマイクだ。
手っ取り早く、と言うところが大事である。
手間をかければいくらでも音質は向上させることはできる。
しかし知識もお金もたくさん必要。
yetiを買うだけなら少しお金を持っていれば誰でもできる。
それで一定の音声品質が確保できるのだから買わない手はない。
あくまでも手軽に、音質を向上させたいゲーム実況者やポッドキャスターなどには間違いなくオススメできる1本だ!
僕は買って良かった。
今は収録の度に幸せを感じる。