こんにちは、茶々丸です。
キーボード沼にハマりかけており、この2年間で買ったキーボードが5つを超えています。
しかもその全てが1万円以上するものばかり。
そんな僕が最も気に入っているキーボードがHHKB Professional HYBRID Type-S。
12月の発売日からほぼ毎日使っています。
と言う訳で今回はHHKB Professional HYBRID Type-Sを4ヶ月使用してのレビューを記事にしたいと思います。
HHKB Professional HYBRID Type-S購入の動機
元々HHKB Professional BTを使っていました。
HHKB Professional BTはこれまで使ってきたキーボードの中でも最高峰の打鍵感でとても気に入っていたのですが、静音タイプではないこととマルチペアリングには対応しているものの接続するデバイスの切り替えに手間がかかることだけが不満でした。
そんな中、Bluetooth接続できて静音タイプでスムーズに接続するデバイスを切り替え可能なHHKB Professional HYBRID Type-Sが発表されたため、迷うことなく購入したというのが購入までの経緯です。
HHKB Professional HYBRID Type-Sの良いところ
ここからHHKB Professional HYBRID Type-Sの良いところを3つ紹介します。

打鍵感が極上!
HHKB Professional BTも打鍵感は最高峰でしたが、HHKB Professional HYBRID Type-Sは更に打鍵感が良いです。
キーストロークが異なっているため好みが分かれるかもしれませんが、僕は間違いなくHHKB Professional HYBRID Type-Sの方が好みです。
キーを押すとスコスコという感じの感触が指に伝わります。
これが最高に良い!
ペチペチする打鍵感のキーボードとは一線を画します。
それなりに静か
HHKB Professional HYBRID Type-SはHHKBシリーズの中でも静音タイプのキーボードです。
と言う訳でHHKB Professional BTと比べても打鍵音が静か。
HHKB Professional BTはカチャカチャ言っていたのに対してHHKB Professional HYBRID Type-Sはスコスコ言って静かです。
静かな方が周りに気を使わなくて良いのは勿論のこと、僕はカチャカチャ言うキーボードよりもスコスコ言うキーボードの方が好みです。
ここは好き嫌いありと思いますけどね。
静電容量無接点方式のキーボードなので全く打鍵音がしない訳ではないですが、それなりに静かでカフェとか周りに気を使う場所でもギリギリ使用可能なレベルです。
マルチペアリングかつスムーズな切り替えが可能
HHKB Professional HYBRID Type-Sになって一番嬉しいところが接続するデバイスのスムーズな切り替えに対応したところです。
僕はWindows PC、MacBook Pro、iPad Proの3つのデバイスでHHKB Professional HYBRID Type-Sを使います。
前のHHKB Professional BTではマルチペアリングに対応はしていたものの、接続するデバイスの切り替えのためにはこれまで接続していたデバイスの電源を落としてから新しいデバイスの電源を入れる必要がありました。
HHKB Professional HYBRID Type-Sでは[Fn]+[Control]+1〜4で接続するデバイスを切り替えられるため、接続するデバイスのスムーズな切り替えが実現します。
複数デバイスを切り替えながら使うシチュエーションは少ないかもしれませんが、僕みたいにマニアックな使い方をしている人間にとっては神機能です。
HHKB Professional HYBRID Type-Sの良くないところ
どれだけ神デバイスでも良くないところはある。
ここからはHHKB Professional HYBRID Type-Sの良くないところを語ります。

キー配列が変態すぎる
HHKBシリーズのキー配列は普通のキーボードの配列と違って特殊な配列になっています。
これが慣れないうちは本当に使いにくい。
慣れると使い易いとか、最新のHHKB Professional HYBRID Type-Sはキーマッピング変更ツールがあるので自分の使いやすいように変更できるのがせめてもの救いですが、完全には普通のキーボードと同じにはできません。
僕は会社ではREAL FORCE、家ではHHKB、出先ではMagic Keyboardと、キーボードを使い分けているのですが、HHKBだけ特殊なキー配列なので頭がこんがらがってしまいます。
こんな時どうすれば良いかですが、本当は全てHHKBに統一すれば解決なんでしょうね。
幸いHHKBはギリギリ何とか持ち運べるサイズですから、どこに行くにもHHKBを持ち歩いて使えばこの問題は解決します。
でもこれ以上荷物を増やすと本当に辛いので悩みますね〜。
持ち運ぶには大きすぎる
HHKBはギリギリ持ち運びもできる本格派キーボードという位置付けですが、他のモバイルキーボードと比べるとやっぱり大きくて重いです。
縦と横はまあ良いとして、高さは4cm以上ありますし、重さも電池を抜いて540gあります。
重さはまあ我慢できるとして、高さがネックですよねえ。
Magic Keyboardなんて高い部分でも1cmくらいなので持ち運びやすいんですが、やっぱり分厚いキーボードは持ち運びに困ります。
カバンを気合の入ったリュックにすれば問題ないんでしょうけど。
と言うわけで自分は外に持ち出すのはMagic Keyboardにして、HHKBは家で使う様(持ち運んでもせいぜい部屋の移動くらい)にしています。
クソ高い
キーボードの値段はピンキリです。
無線キーボードでも安い物で2,000円くらいから買えますが、HHKB Professional HYBRID Type-Sは35,200円(税込)もします。
もっと高いキーボードも世の中にありますが、やっぱり2,000円でも買えるものに3,0000円以上出すのは辛い。
ここに関してはHHKB Professional HYBRID Type-Sの価値を正しく理解して受け入れるしかありません。
安いキーボードは使用感もそれなりです。
が、HHKB Professional HYBRID Type-Sは使用感は極上。
作業性も大幅アップ。
人によってはキーボードは1日の大半は触れている物なので、極上のものを使って作業性を向上させれば元なんてすぐに取れます。
逆にキーボードなんて使えれば何でも良いと言う方にはお勧めできないキーボードになります。
良いものを末長く使いたい、そんな人にはうってつけのキーボードです。
ハマると他のキーボードが使えなくなる
実はこれが一番問題かもしれません。
HHKBシリーズの打鍵感は極上。
別のキーボードを使った時には違和感しか感じません。
打っていて気持ち良くないんですよねえ。
だからなんだかんだ言ってHHKB以外は使えなくなります。
妥協しても同じ静電容量無接点方式のREAL FORCEくらいでしょうか。
同じ静電容量無接点方式でも打鍵感が少し異なっているんですよね。
どちらをより好むかは個人差がありますが、僕の場合はHHKBの方が好みです。
その中でも特にHHKB Professional HYBRID Type-Sの打鍵感が最高なので、他のキーボードを使うのが苦痛で仕方ありません。
やっぱりHHKB Professional HYBRID Type-Sをどこへでも持ち運んで、HHKB Professional HYBRID Type-Sだけを使うしかないのでしょうか…
まとめ
HHKB Professional HYBRID Type-Sを購入して早4ヶ月。
最高の打鍵感のおかげで文字を打つのが楽しくてたまらない。
文字が打ちたくてブログも始めてしまったくらいです。
少々値段が張りましたけど、毎日使っていてそれなりに長く使えるので十分に元は取れるかなと。
ちょっとクセのあるキーボードだし高いので、万人にお勧めできるものではありませんが、その価値をよく理解して良いものを長く使いたいと考える人にとっては間違いなく最高のキーボードになります。
僕の人生を変えたと言っても過言ではないこのキーボード。
これからも末長く使っていきたいですね。