SONYから物凄いカメラが発表された。
その名もα7SIII。
このカメラの衝撃で、これまでCanonやNikon、Panasonicのカメラユーザーだった人も、SONYへの乗り換えを検討する程だ。
僕も生粋のCanonユーザーだが、SONYって良いなと思い始めている。
ただしおいそれとSONYに乗り換えるわけにはいかない。
乗り換えるにあたって色々と懸念点があるからだ。
今回はCanonユーザーがSONYに乗り換える際の懸念点をまとめる。
懸念点
Canonの色味が出なくなる
いくらSONYへの乗り換えを検討していると言ってもCanonの色味は好き。
特にポートレートの肌の色はCanonが最高だと思っている。
少しマゼンタ掛かった肌色になり非常に質感が良い。
SONYのだとあの色味は出ない。
詳しくはこの動画を見てほしい。
Canonの色味って良いなと思うはずだ。
これまでのレンズ資産が無駄になる
これまでCanonのEFレンズにかなりの資金を投入してきた。
カメラメーカーを変えることでそのレンズ達が使えなくなるのは惜しい。
もちろんマウントアダプターを介せばEFレンズをSONYのカメラで使えるのは分かっている。
でもCanonのカメラとの組み合わせよりは性能が落ちるんでしょ?
だったら実質使えないのと同じだと考えてしまう。
例え一時凌ぎでマウントアダプター経由でしようしたとしても、最後には乗り換え先のマウントのレンズ(今回はEマウント)を買い換えることになる。
新しくEマウントのレンズを揃えるのにそれなりに資金が必要
ではSONYのEマウントのレンズに買い換えるとしよう。
また莫大な資金が必要になってしまう。
これまでCanonのEFマウントのレンズはLレンズで揃えてきた。
同レベルのレンズを揃えるとなると頭が痛くなってくる。
50万円じゃ足りないかもしれないレベルだ…
そんなお金どこから出てくるのか。
スペックに現れない細かい使い勝手が悪くなりそう
Canonのカメラはスペック表だと他社に比べて見劣りし叩かれることが多い。
しかしCanonの素晴らしさはスペック表には現れない細かい使い勝手やカメラの堅牢感にあるのだ。
特に堅牢感に至ってはSONYと比較にならない。
安心して長く一つのカメラを使えると言う観点ではCanonの方がまだ上と言わざるを得ない。
解決策
単に心配しているだけでは何の生産性もない。
解決策もセットで考えてみた。
色味はRAW現像で自分で変えることができる
いくらCanonの色味が良いと言っても、RAWで撮影すればRAW現像時に自分の好きなように色味を変えることができる。
Canonに似せた色味に自分で調整することも可能だ。
写真はこれまでRAWで撮影してきたので、良い感じの調整パラメータを1度見つけてやれば以降はサクサクとCanonっぽい色の写真を量産することができる。
EFレンズを売ったお金でEマウントレンズを買えば持ち出しは最小限に抑えられる
レンズは発売後それなりに時間が経過していてもそれなりの価値をキープしていることが多い。
特にCanonのLレンズなら尚更だ。
EFレンズを売ってある程度のお金を手に入れればEマウントレンズ購入の足しになる。
レンズ買い替えの際の持ち出しも最小限に抑えることができる。
細かい使い勝手も代を重ねるごとにどんどん良くなってきている
SONYの素晴らしいところはユーザーの意見を素直に聞いて愚直に改善してくるところだ。
初代α7の時は散々叩かれたが、そこからコツコツ改善して今では比べ物にならないくらい良いものに仕上がっている。
Canonのカメラより使い勝手が良い部分も多い。
特にα7SIIIは海外YouTuberの先行レビューを見る限りはかなりのレベルに仕上がっていそう。
SONYの進化のスピードを考えるとSONYって良いなって思えてくる。
まとめ
解決策があるとは言えこんなに懸念点があるのになぜCanonからSONYに乗り換えるのか?
それだけの魅力がSONYのカメラ、特にα7SIIIにはあるからだ。
SONYの素晴らしさは別の記事で書くとして、本記事の結論は「CanonからSONYに乗り換えてもほぼ全ての問題が解決するから大丈夫だよ」である。
安心して乗り換えられそうだ。