【パナソニックからもVlogger向けカメラが登場!】LUMIX G100ってぶっちゃけどうなの?【ZV-1と比較】

SONYからVlogger向けのカメラとしてZV-1が発売されて日が浅いが、パナソニックからもVlogger向けのカメラが発表された。

その名もLUMIX G100!

もしかして今Vlog需要がすごいのか?

僕もVlogを始めたくてZV-1を買った口なので、G100がとても気になる。

今回はG100の発表されたスペックを確認し、ZV-1ユーザーとしてG100はぶっちゃけどうなのよってのを語ろうと思う。

目次

LUMIX G100の特徴

コンパクトデジタルカメラではなくミラーレス一眼

僕が使っているZV-1はコンパクトデジタルカメラ。

それに対してG100はミラーレス一眼。

G100の方がレンズが交換できるので拡張性は高い。

それと引き換えボディが大きくなるのをどう考えるか。

お手軽さはZV-1の勝ち。

拡張性の高さはG100の勝ち。

センサーサイズはマイクロフォーサーズ

ZV-1は1インチセンサー。

それに対してG100はより大きいマイクロフォーサーズのセンサーを搭載。

センサーサイズが大きい方がボケは大きくなるし暗いところでのノイズは減る。

ただしセンサーサイズが大きい事でどうしてもボディサイズが大きくなってしまう。

もちろんマイクロフォーサーズの中ではG100はコンパクトな部類なのだが…

と言うわけでお手軽さはZV-1の勝ち。

画質はG100の勝ち。

撮れる動画は4K30pまで(しかしクロップあり)

ZV-1は4K30pまで撮れるが、G100も同じく4K30pまで撮れる。

しかしZV-1は4K撮影でもクロップされないが、G100はクロップされてしまう。

4K撮影に関してはZV-1の勝ちである。

ボディ内手ぶれ補正は無し

ZV-1はボディ内手ぶれ補正があるのに対しG100には無い。

その代わりG100はレンズに手振れ補正がある。

じゃあ良いじゃんって話だが、そうでも無い。

レンズによっては手振れ補正に対応していないものもある。

その場合は手振れ補正なしで頑張るしかない。

と言うわけで手振れ補正に関してはZV-1の勝ち。

log撮影には対応している

通の人にしか関係のない話だが、G100にはlog撮影の機能がある。

ZV-1にもある。

後はその使い勝手の話になるが、今回はそこは無視しておこう。

log撮影に関してはZV-1とG100は引き分けである。

ポップアップフラッシュを内蔵

G100にはポップアップフラッシュがあるがZV-1には無い。

ポップアップフラッシュがあって嬉しいのはスチル撮影の時だろう。

スチル撮影を撮る場合はG100の方が使い勝手が良いと言える。

バリアングル液晶を搭載

Vlog撮影ではもはや欠かせないバリアングル液晶。

当然G100にもバリアングル液晶が付いてくる。

ZV-1にも勿論ある。

バリアングル液晶に関しては両者引き分け。

ミラーレス一眼なので当然EVFを搭載

G100はミラーレス一眼なのでEVFが付いている。

ただし動画撮影でEVF要る?

動画撮影の時は背面の液晶で見るよね。

EVFが付いているとボディが大きくなってしまう。

スチル撮影では大活躍してくれることは間違い無いのだが。

ボディを大きくしてまでEVFが要るかって話だが、あくまでVlog撮影のためなら必要ない。

むしろボディのコンパクトさの方が大事。

対してスチル撮影にはEVFがあった方が良い。

G100はVlogger向けのカメラなんだよね?

本当にEVF要る??

重量はボディのみで303g

G100はキットレンズとバッテリー込みで412g、グリップ三脚込みだと514g。

それに対してZV-1は本体が294g(バッテリー込み)、グリップ付きで509g。

グリップ付きで考えるとG100はミラーレス一眼にも関わらず十分に検討している。

と言うかZV-1のグリップが重すぎるんだな。

と言うわけでG100のグリップが軽くて素晴らしいと言う結論になってしまった。

G100を褒めているわけではない…

内蔵マイクが3D立体音響録音可能

G100の売りは内蔵マイク。

なんとNokiaのOZO Audioを採用した3D立体音響録音が可能なのだ。

3D立体音響とはなんぞやと言う話だが、音の方向や距離感まで感じられるように再生する音響システムだそうで、簡単な話、G100の内蔵マイクで録音すると話し手のカメラとの位置関係や距離がはっきり分かるってことですな。

結構自信のあるマイクみたい。

これはZV-1には無い強みかと思う。

と言うわけで内蔵マイクに関してはG100の勝ち。

ただしどちらのカメラもマイク端子が付いているので好きなマイクを使えば録音の実力差はない。

Webカムとしても使用可能

今流行りなのがデジカメをWebカメラとして使えると言うアピール。

テレワーク需要を見込んでのことですな。

ZV-1は7月にWebカメラ化できるようになるとのことだが、G100もWebカメラとしても使えるとのことだ。

Webカム化に関しては両者互角ですな。

専用の三脚グリップとはUSBで接続

G100には専用の三脚グリップが付くが、G100とグリップの接続はUSBによる有線接続。

ZV-1はグリップとはBluetooth接続。

未来感はZV-1の方がありますな。

ただしZV-1のグリップはBluetoothなせいで大きく、重くなってしまっている。

僕はぶっちゃけ有線接続でも良いんじゃ?とさえ思っている。

有線接続だがBluetoothと比べて劣っているとは言えない。

価格はレンズ&グリップキットで799ドル(約85,000円)

ZV-1は本体だけで約90,000円、グリップ付きで約100,000円くらい。

G100はZV-1と比べるとかなり安い。

まだ日本での販売価格が発表されていないので、日本での価格で比べると状況は変わるのかもしれないが。

今のところG100の価格はかなり攻めていると感じる。

ZV-1も十分に安いと思っていたのだが…

価格に関してはG100の勝ち。

LUMIX G100に対する現時点での感想は…スチルか動画かどっちつかずのカメラ

さて、ここまでG100のスペックを確認してみて

G100に対する感想を正直の述べる。

G100はVlogger向けを謳っている割には中途半端だなと思う。

スチル撮影のための機能も取り込んだことで動画撮影機としては中途半端になってしまっている。

ZV-1の強みはVlog入門機にもなるし、既にミラーレス一眼でVlogを撮っている人に対してもサブ機としての価値を見いだしてもらえるコンパクトさ。

それに対してG100はサブ機にしてはやや大きいし、メイン機にするには割り切ったスペック。

そして気軽さも足りない。

G100を買うにはもう少し分かりやすいVlog用カメラとしてのメリットが欲しいところ。

ちっちゃいGH5と思えば買いなのか!?

とりあえずZV-1を持っている人が買うカメラではない。

僕の場合は気軽に動画撮影をしたい時はZV-1があるし、フルサイズでガッツリ画質重視で撮りたい場合は5D Mark4があるしね。

G100が入り込める余地はない。

と言うことで結論はG100は気になったけど買わない!

とにかく安くVlog撮影機材を揃えたい人にはオススメ

…これだけだとG100をただディスっただけで終わりそうなので最後にG100をオススメする人について語る。

一言で言うととにかく安くVlog撮影機材を揃えたい人にはオススメ!

内蔵マイクも性能が良いし、キットレンズも付いているし、三脚にもなるグリップが付いて約85,000円!

これだけで十分本格的なVlogを始められると言うことで間違いなくそれはメリット。

何も機材を持っていなくて今からVlogを始めると言う人にはとりあえず最初の1台として買うのは悪くない選択だろう。

まとめ

LUMIX G100、自分には必要の無いカメラだと結論が出てしまったが、何も機材を持っていなくて今からVlogを始めると言う人には最初の1台として悪く無い選択。

僕は既に機材を持っているのでわざわざG100を買うまでも無い。

それだけの売りも無い。

初心者以外向けの売りがもう少しあっても良かったんじゃないかなあ。

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