この度僕はポッドキャストを始めた。
これまで音声を録音してネットにアップするなんてことが未経験だったので、正直手探り感が半端ない。
さて、そのポッドキャストの収録だが、色々な方法がある。
スマホで録音してしまうのが一番簡単だし、PCに外部マイクを接続して収録するにしてもUSB接続ができるマイクを使えば比較的楽である。
しかし僕はあえて古典的な方法、オーディオインターフェースを介してPCと外部マイクを接続するという方法を取った。
そのためにオーディオインターフェイスを新規購入したわけだが、何を購入したかというとこれ、SteinbergのUR24Cである。
今回はこのUR24Cをレビューする。
結論から言うとDTMをするわけではない僕にとってはオーバースペックだったが、間違いのないものを買ったと言う安心感と、無骨でシンプルでカッコいいデザインがとても気に入っている。
UR24Cを選んだ理由
正直に言う。
ポッドキャストの収録のためだけにUR24Cを選ぶのはオーバースペックである。
これだけは間違いない。
UR24Cはマイクが2つ接続できて、アウトプットも4つ接続できる。
僕の用途は単にマイクをひとつ接続できれば良いので定番のYAMAHA AG03で良いわけだ。
Steinbergで選ぶにしてもひとつ下のグレードUR22Cで十分である。
しかし僕はあえてUR24Cを買った。
理由はAG03もUR22Cも在庫がなく転売ヤー達によって価格がとんでもなく高騰していたこと、UR24Cも高騰していたが比較的定価に近い価格で販売していたこと、それだけである。
正直UR22Cが欲しかったがまあ仕方がない。
UR24Cの外観


正直UR24Cの外観はとても僕の好みだ。
無骨なデザインというかシンプルで飾り気のなさがカッコいい。
前面はマイクを接続する入力端子とゲイン調整やその他のつまみが並んでいる。
背面は出力系の端子差し込み口が並んでいる。
シンプルな配置なので使い勝手も悪くないし、このシンプルな配置がデザインの良さにも寄与している。
UR24Cの機能紹介
32bit/192kHzに対応
一般的には24bitまでの対応が多いが、UR24Cは32bitに対応している。
要するに高音質ってこと!
マイクプリアンプが高性能
D-PREというYAMAHAが開発したClass Aのマイクプリアンプを搭載しておりマイクの音が高音質になるってこと!
2つのモニターモードを搭載
DAWモードとDJモードの2つのモニターモードを搭載している。
通常の使用はDAWモードで良いが、DJでの使用の場合は左右で違う出力の音を聴くことができる。
難しい話は分からないが、DJをやるのにも使えるってこと!
多数のエフェクトがかけられる
dspMixFxアプリを使って多数のエフェクトがかけられる。
しかもUR24Cでエフェクトをかけるので遅延が発生しない。
僕の使用用途でエフェクトを使うかは微妙だが、いざDTMをやりたくなった場合でもすぐに色んなエフェクトが使えて便利ってこと!
ループバック機能搭載
ライブ配信をやる人にとってはループバック機能大事。
自分の声の他にPCからのSEやBGMを合わせて出力することができる。
配信時に自分の声だけでなくBGMを流したいよね?
その時にループバック機能が必要になる。
定番のDAWであるCubase AI 10.5が付属してくる
UR24Cを買うとCubase AI 10.5のライセンスが付いてくる。
つまり無料でCubase AI 10.5が使えるってこと!
Cubase AIとは数多いDAW(Digital Audio Workstation)の中でも定番のソフトである。
これがあればポッドキャストの収録から編集ができることはもちろんのこと、音楽を作って録音、編集することができる。
ただし本格的なソフトなので素人が使うのは困難なため、自分は別のDAWを使っている…
勿体無いが僕には宝の持ち腐れである。
どうしてオーディオインターフェイスを使うことにしたの?
前述の様にPCにマイクを接続して使いたかったから。
マイクもUSB接続のものを選べばオーディオインターフェイスは不要だが、色々なことを考えてオーディオインターフェイスを導入することにした。
やっぱりオーディオインターフェイスを通した方がノイズが少ない
これは迷信?
USBで直接接続するよりも、ちゃんとしたAD/DAコンバーターを積んだオーディオインターフェイスを介した方が信号変換時のノイズの入り込みが少ないと考えている。
だからオーディオインターフェイスを導入した。
今後どんなマイクでも運用できるようにするため
もしかしたらマイク選びにのめり込んで本格的なマイクを導入するかもしれない。
その場合USB接続のものは無く、オーディオインターフェイスを必要とすることになる。
そんな場合を想定して今のうちにオーディオインターフェイスを導入した。
実際にUR24Cを使ってみてどうなのか?
正直マイクの音質には満足している。
これはマイクの性能によるところもあるかもしれないが、僕が使っているのは安物のマイク。
オーディオインターフェイスの力も関係しているに違いない。
後は入出力の調整の際の操作性が良い。
UR24Cにあるツマミを回してやることで調整が楽にできる。
それになんかプロっぽくてテンション上がる(笑)
テンションは地味に大事である。
まあ何度も言うが僕の使い方ならUR22Cで十分だ。
DJでの用途でもない限りはUR24Cにする必要はないだろう。
逆にDJで使う場合はこの上ない選択肢になる。
まとめ
ポッドキャストの収録、ライブ配信でマイクをPCに接続するためにオーディオインターフェイスUR24Cを購入した。
正直この程度の用途ではオーバースペックだが、万が一DTMを始めたくなった時にもすぐに始めることができるのでこれはこれでアリだったかなと思う。
そしてオーバースペックだったとしても使っていて満足している。
オーディオインターフェイスとして間違いのない1台だ。