WWDC2020の基調講演が終わった。
僕の印象としてはほぼ事前リーク通りの内容かなと思うが、意外な発表もあった。
どんな発表があったかはまとめているサイトがたくさんあるのでそちらを見てほしいが、発表された内容の中で特に僕が気になったことをピックアップする。
ピックアップした理由も説明するので参考にしてほしい。
ARMベース版Macの開発が正式に発表!

WWDC2020で発表されると噂されていたARMベース版Macが本当に発表された。
残念ながら具体的なハードの話も出なければ、ユーザーのメリットについては説明が無かった。
開発者会議なので仕方がないところか。
ARMベース版Macのメリットについてはこちらの記事にまとめているので参考にどうぞ。
iOSアプリがMacで動かせるようになるとプレゼンで言っていたので、アプリのユニバーサル化は間違いなく進む。
これがユーザーにとっての1番のメリットかもしれない。
ちなみにApple自社開発のプロセッサの名前はApple Siliconと発表された。
どのようなスペックになるのか、インテルのプロセッサの性能を超えるのか楽しみなところだ。
僕は16インチMacBook Proを購入したばかりなので、ARMベース版Macを購入するのはまだ先の話になると思うが、今から楽しみだ。
iOSにピクチャーインピクチャー追加

別のアプリを立ち上げながらにして動画を見続けられる機能。
これでながら作業でYouTubeを見ることができる!?
できたらiPhoneでYouTubeを見る機会が増えると思う。
iOSに翻訳機能追加

Googleとかも最近は翻訳機能に力を入れているが、ついにAppleもこの機能を投入してきたか!
どうやらオフラインでも使えるらしい。
日本語にも対応していると発表されているので僕ら日本人が海外に行った時に使える機能になること間違いなし。
外国語が使えなくても外国で自由に意思疎通ができるような憧れの未来がついに実現する!
Apple Pencilで手書きした文字のテキスト変換を公式に実装!

僕が使っているメモアプリ、GoodNotes5では手書きの文字をテキストに変換してくれる機能があったが、この機能が公式に実装される。
実際にやってみないと便利なのか分からないが、手書きで書いた文字を使って検索ができるようになる。
キーボードが無い時に手でフリック入力するよりは便利なのだろうか。
非常に楽しみである。
そして手書きでメモを取って、それをテキストに変換してそのままブログにアップすると言うことも可能。
ブログじゃなくても会議の議事録とかもスムーズに作成できるよね。
テキスト変換の精度が気になるが、公式な機能なんだからそれなりに使える状態でリリースされるだろう。
iPadを主にメモとして利用している僕に取ってとても気になる機能だ。
※最初に対応しているのは英語と中国語のみなので、日本語対応するのを大人しく待とう。
Apple Watchに公式の睡眠トラッキング機能が追加!

これまでもApple Watchで睡眠トラッキングできるアプリはあった。
AutoSleepなんかが有名だ。
しかしレム睡眠が計測されないため、僕はわざわざFitbitをApple Watchとは別の腕に着けて寝ていた。
ついにApple純正の睡眠トラッキング機能が実装されるとのことで非常にワクワクしている。
紹介された機能としては就寝時間が設定できて、それに連動してiPhoneもApple Watchもお休みモードに切り替えられたりするようだ。
公式ならではの機能だ。
恐らくまだ発表されていない機能があるはずなので今からとても楽しみ。
少なくともレム睡眠は計測してほしいなあ。
AirPods Proが立体音響対応!

まさかハードを買い換えなくてもソフトウェアアップデートだけでAirPods Proが立体音響に対応する!
立体音響というのはDolby Atmosなどのことね。
映画館のようにいろいろな方向から音が聞こえてきたりするのだ。
これができたら映画を見る時にAirPods Proを装着するのが捗る。
その他iOSやiPadOSでホーム画面にウィジェットが置けるようになったりするらしいが…

ウィジェットのことをありがたがって紹介していたが、Androidではとっくの昔にできていることなのでなんで今更と思ってしまった。
そもそもホーム画面が美しくなくなってしまうのでAppleらしくない。
アプリのライブラリ表示も追加されるようだが、ホーム画面からいちいち探さなくても良くなるのは便利かな。
まとめ
ひとつの記事では書き切れない程のたくさんの機能追加が紹介された。
これ使うのかなと疑問に思う機能もあるが、ここで紹介した機能は間違いなく便利なのでApple製品がますます使いやすいものになる。
Apple信者としては嬉しい限り。
基本的にはリリースは今年の秋になるので今から楽しみに待とう!